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Fiber Art

1999年より繊維素材を使ったインスタレーションなどの作品を発表。初期の作品は影と光を使ったインスタレーションを好んで製作していましたが、母となった後はとりわけ社会問題に関心を持ち、ここ数年は特に韓日問題など戦後の日本のあり方についての作品を発表し続けています。
ファイバーアーティストの活動ページはこちらから→

MOM

現在の社会では結婚後は「恋愛」「友情」「家族愛」「性愛」を一人のパートナーで全て担わなければなりません。私はこれら全て一人で担う事はやめる選択もあって良いのでは無いか?と言うことを提案しています。私自身、妻がカミングアウト後はこれら全て一人で担う事は苦しいと感じ、妻とは「友情」と「家族愛」の部分だけを担っています。この様な感情が生まれたのは妻がカミングアウトした私たちのようなカップルだったから特別だとは思っていません。15年以上同じ相手に性欲を持ち続ける事は多くの方にとっても難しいのでは無いかと考えているからです。
そんな私たちですから、妻には別の恋愛パートナーがいます。私は妻のパートナーも息子の彼女と同様に「妻を愛してくれてありがとう」と、心底感謝しています。
そして、偶然にもそのパートナーは私と全く同じく「ファイバーアーティスト」でした。そこで現在私たちは3人でコレクティブを結成し、今の私たちの「新しい家族の形」をインスタレーション作品として表現活動をしています。まだ始めたばかりですが、作品はこちらからご覧いただけます→

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